| index | はじめに | 投球F/M | 変化球 | 投手技術・情報 | そのほか |

# index

# はじめに
# 投球F/M
# 変化球
# 投手技術・情報
# そのほか

index > 投手技術・情報 > リサーチ
# レジスタンスフォーク(ジャイロフォーク)
―――ジャイロボーラー・フォーク
フォークボールといえば回転を抑えてマグナス力を減らし、空気抵抗と重力で落とす球種ですが、
このレジスタンスフォーク(ジャイロフォーク)(以降Rフォーク)は一味違います。
1番の違いは回転です。回転を抑えるフォークボールに対し、Rフォークに回転を抑えるという
概念はありません。言い方を変えるならば落ちる回転を与えるフォークボールです。
正しい見解をするならば、「回転がかかっても落差などに悪影響を及ぼさない回転を与える」
ボールです。まぁそんな定義はあとからいくらでもついてきます。
ではまずその投げ方を紹介します。
 
1.握りは掛けろ
通常、フォークボールは回転がかかりにくいように縫い目に指を掛けませんが、
回転を与えるこのボールは縫い目に中指を掛けます。
ただ縫い目に中指を当てるのではなく、引っ掛けるという感覚が重要です。

henka-rejisu-n.gif

形はフォークボールと同じですが、中指を掛けることが重要です。
 
2.フォークボールでジャイロリリース
最も重要なリリースですが、具体的な方法よりも、まず大体の説明をします。
理論よりも体の感覚で覚える方がはるかに上達が早いからです。
で、どうするのかというと、ボールにジャイロ回転を与えるというジャイロリリース、
あれをこの握りで行うのです。あなたの好奇心が抑えられるならば、この先の文章を読まずに
まず軽く実際に行ってみるといいでしょう。数回トライしていくうちにだんだんコツがつかめてきます。
 
・・・では、具体的なリリースです。とはいっても、「フォークでジャイロリリース」以上に
文字で説明することは既に限界ですし、そもそも考案者自体もあまりハッキリわかりません。
ということで即興のリリース画像を用意しました。

henka-rejisu-r.jpg

このような感じでリリースします。
腕はRSSCによって内捻りされているタイミングだと思っていただければわかりやすいですが、
その内捻りとジャイロリリースがうまくマッチし、ボールはジャイロ軸に投げ出されます。
当然ですが、純正ジャイロ回転ではありません。そこは個人差が大きいので略します。
 
3.どんな回転?
さて、ある程度は予想できるかと思いますが、こんな投げ方をするとどんな回転がかかるでしょうか?
ということで何とか撮影に成功し、分析したのが次の画像です。

henka-rejisu-k.jpg

Rフォークを捕手視点から撮影し、ボール部のみを切り取ってみました。
さすがサイバーショット、ほとんどぶれずにくっきり縫い目が見えますね。
もちろん変化中の画像ですので見てわかるように落ちています。
といってもスピード的には60〜70ぐらいのハーフですので本来の変化ではないと思いますけど。
で、回転ですが、大体のところジャイロ軸ですね。すこし傾いていますが。
回転数ですが、同じような実験でのスライダーが1秒間に約10回転前後なのに対し、
こちらは約6回転と少ないのです。同実験での通常のフォークボールは1秒間に1回転前後なので
ちょうど回転系と非回転系の中間的な回転速度であることがわかります。
このことから、強く回転をかける球種でも回転を抑える球種でもないことがわかります。
 
4.回転が与える影響
この中間的なジャイロ回転はどのような影響をもたらすのか?というのが課題です。
しかし私は科学・物理技術者ではないのでわかりません。
あくまで素人の推測なのですが、これは効率の良い回転ではないかと思います。
フォークボールの回転の少なさによる落差、ジャイロ回転による落差を合わせたような
バランスの取れた落ちる球だと考えられます。
つまりこうです。通常、フォークボールは回転が少ないほど大きく落ちます。
一方ジャイロ回転のボールは基本的におちます。この2つをミックスさせても、
落ちなくなるというデメリットは生まれなく、むしろ2つがバランスよく調合されているのではないでしょうか。
だから、ジャイロ+フォーク=ジャイロフォークなのです。
 
5.理論だけじゃなく、ホントにおちる
グダグダ理論を言っても、実際のところどうなのか、疑問に思う人は少なくないと思います。
しかし実際にこのフォークは投げられています。ジャイロフォーク発見の立役者、
ホセ・コントラレス投手の投じる通称「ナイアガラフォーク」はすさまじい変化をします。
数年前の日米野球で彼が登板し、このフォークボールを使い打者をキリキリ舞いさせていました。
その落差は打者の肩口からワンバウンドするほどで、キレも相当なものでした。
正直、見ていない人は非常にもったいないと思います。現代で彼以上のフォークボーラーは
存在しないと言っても過言ではないはずです。それほどに強烈でした。
 
6.応用 ナックルフォーク
さて、このジャイロフォークを世間に公開してから、その応用も有効であることがわかりました。
それがこのナックルフォークです。応用といっても、難しいことはいりません。
ただ、縫い目に指を掛けないだけです。そう、ただのフォークボールの握りをするのです。
しかし、リリースはジャイロリリース。ボールはジャイロ軸にしか力は加わらず、
しかも縫い目にかかっていない分回転は極力までに抑えられます。
その回転数は同じ実験でも肉眼でハッキリと縫い目が見えるほどに抑えられ、ナックルをも
思わせます。実際、回転数はリリースからキャッチまで1〜2回転と非常に少なく、
そしてナックルのようにゆれます。完全な無回転ではありませんが、ゆれて見えます。
つまり既にそれはナックルです。しかし、ナックルほど難しくなく、遅くもない、
ナックルフォークなのです。もしかしたらジャイロフォークよりナックルフォークの方が
有効かもと思わせるほどに強い印象を与えています。
実戦として使うには多少困難ですが、ひとたび手なずければその強烈さは保障できるかと思います。
index > 投手技術・情報 > レジスタンスフォーク(ジャイロフォーク)

 | 利用規約 | スタッフ紹介 | 広告・雑誌掲載等 | 問い合わせ | 

SEO [PR] 転職支援 冷え対策 オリンピック 掲示板 レンタルサーバー SEO