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# 制球向上論
ピッチャーにとって究極のテーマでもある「制球向上」についてです。
こればかりはむやみやたらに投げても良くなるものではありません。どうすればよくなるか、徹底的にリサーチです。
なぜ制球が悪いのか?
逆転の発想ですが、制球を良くしたいなら制球が悪い原因を明らかにするべきです。
コントロールの悪さにはいくつかの要因がありますが、私が最も重要だと考える要因はいくつかあります。
1.基礎的な体の使い方、動かし方
2.投げる際のリリースの感覚
 
1.基礎的な体の使い方、動かし方
これは、よく言われている「投球フォーム・モーション」です。体の使い方、動かし方が整っていれば
基礎的な制球力は身に付きます。非常にアバウトではあるのですが、自分なりの制球向上の理論を見つけました。
 
それは、「上半身の使い方が制球の7割を左右する」ということです。
もちろん体全体のどれもが正しい使い方であるべきなのですが、特に上半身だけは特別扱いしないわけには
いなかいほど重要だと考えます。よく、制球のために走りこみの練習メニューを行うことが多いようですが、
実際下半身の強化は制球向上につながるかどうかは微妙です。下半身はパワーを稼ぎ出すことが目的で、
ある程度強化した上で、下半身が最低限の動き・使い方をしていれば、制球を向上させる条件は
既に整っているのです。それ以上鍛えても制球力は良くなるものだとは思えません。
それは、制球は筋力で補うものではないという当たり前の理論なわけです。下半身の強化は制球向上になりません
 
―――上半身の使い方・動かし方
では、上半身とはどう動かすべきか、どう使うべきかというのがここでの課題になるわけです。
私が出した結論では、上体の開きと、腕の使い方が特に制球に影響するというのが制球向上理論です。
 
要因1 上体の開き
制球力向上のためには、投球をする体は常にある程度一定の動きをすることが重要なのです。
それだけならば上体だけではない、という考えもありますが、上体の開きは特に注意が必要なのです。
なにせ、この上体の開くタイミングによってボールの左右のコントロールと、腕の動きのバランスが崩れるからです。
上体が早く開くと、体は早く左を向くわけですから、ボールは普段より左方向にズレるという現象が起こります。
それに加え、体が早く開いている分腕の軌道も本来の位置より崩れ、思った軌道でスイングできないので
リリースが不規則になる上にボールへの掛かりも悪くなるということが起こります。
これが上体の開きが与える制球への影響です。
 
要因2 腕の使い方
直接ボールに触れ、最も球質や制球に影響する腕には、理論と感覚での「正しい使い方」があります。
まず基本原則として、腕の角度は常に90度を感覚として意識すること、ゼロポジションを維持することが
非常に重要となってきます。どちらか1つでも条件が崩れると、制球力はガタ落ちしてしまいます。
 
腕の角度を90度にすると言うのは、物理上最も90度が力の伝達が良く、バランスの良い値なのです。
「バランス」とは、腕を曲げるにしても伸ばすにしても、90度が最もちょうど良い初期値だということです。
テイクバック全般で腕が90度だと、腕のスイング速度と遠心力、慣性力ら全てのバランスが整います。
ゼロポジションを維持しやすいという利点まで付いてきます。腕が伸びていると、腕のスイング速度は低下し、
遠心力(慣性モーメント)が大きくなり、制球力はさほど低下しませんが、高めに浮きやすく、
肩への負担も大きくなりやすいリスクがあり、正しい選択とはいえません
 
逆に、最もなってはいけないのが腕の曲がりすぎです。これだけは絶対に避けて通りたい死のロードです。
腕が曲がりすぎると、慣性モーメント・遠心力自体は小さく、スイング速度は速いというメリットはあるものの、
腕の回旋、RSSCが効きにくいうえに、投球の際大きく伸ばしながらリリースしなければいけないので
これ以上ないほどに腕の軌道、タイミングが不安定になります。どうあがいてもこれは改善できません。
 
ボールはほとんどの場合腕の伸びるタイミングが遅れて思ったところより遥かに下に向かいます。
リリースが遅れ、スイングの勢いが生かせないのでスピード、回転の面でも非常に不利な状況となります。
この状態で無理に制球を修正しようとすると、完全にボールを置きにいったり、高めにすっぽ抜けることが
度々起こります。コレぐらいなら、試合中にでも思い切ってフォームを変えるほうがマシです。
それほど、この腕の曲がりすぎという状態は制球・球速に大きな悪影響を与えるのです。
 
2.投げる際のリリースの感覚
投げる際、リリースでの指とボールの感覚は常に最高の状態であることが制球を安定させるポイントです。
これは要するに指のボールへの掛かりが安定して良いかどうかということです。常にしっかりと掛かっているならば
ボールは常に同じところに行きます。同じ感覚で投げれば同じところにいくという理論が成り立ちます。
 
感覚を意識して感じ取ってみると、高めに投げるときほど指に強く掛かり、低めはその逆です。
高めの直球の方が質が良いよくといわれているのは、それだけ高めに投げる方が掛かりが良いからです。
 
もし掛かりが不安定であると、リリースする瞬間から既にボールの向かう方向は狂い、制球が乱れます。
基本的に、正しい体の使い方・動かし方、特にトップとターゲッティングがしっかりできていれば
スイングは速かろうが遅かろうがボールはしっかりと指にかかり、安定したりリースが身に付きます。
これがリリースでの指の掛かり、いわゆるリリースフィールです。
 
それと、基礎的なことですが、投げる所をしっかり意識するということも原則必要です。
どこに投げるかあやふやのまま投げても体は迷った動きをするだけで絶対に制球は良くなりません。
 
しかし、意識することと、投げるところを見るのとは違います。
 
既出ですが、「最後まで投げるところをしっかり見る」というのは間違いです。正しく言い換えるならば、
「最初に投げるべきところをしっかり意識する」のです。あのミットに投げるぞ、という意識が必要です。
だから、1度意識したのならば、目線を別のところへ移して投げても、感覚は既に投げるポイントにしかないので、
投球動作に問題がなく、リリースフィールもよければボールはそのポイントに向かって飛んでいくのです。
 
ひとまず、私なりの制球向上論は以上です。が、今後またさらに追加・改善していくと思います。
あくまで私の理論なので万人に通用するものではないのは当たり前ですが、参考していただければ幸いです。
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