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# カットボール
# はじめに
―――超速スライダー
“超速スライダー”の異名を持つこのカットボールで有名なのがヤンキース・リベラ投手です。
その球速は150キロを超え、打者手前で小さく、鋭く変化します。
あの元ヤクルト伊藤(智)投手のスライダーも歴史に残るキレの良さでしたが、
リベラのカットボールはそれ以上のキレがあると思います。
超高速で小さく鋭く曲がって芯をはずす、それがカットボールです。
# 握り
―――ストレートの握りでもOK
極力スピードを落とさないように、まっすぐに近い握りが理想的です。
管理人はカーブより若干浅めの握りでストレート感覚で持つと投げやすかったです。
スライダーで握ってストレートに近い感覚で投げるという感覚でもOKのようです。(図1)
henka-katto-n.gif
図1 握りはスライダー・カーブ系、リリース感覚はストレートが基本
# リリース
―――これが難しい、”ジャイロカット”リリース
まずその前にカットボールの回転を見てほしいのですが、特殊な回転です。
いわばジャイロ+バックスピン+スライダーといったところでしょうか。
伸びるジャイロ、いわゆるフォーシームジャイロにスライダー回転を混ぜ合わせたような
回転です。このような回転を与えるのはなかなか難しいかと思いきや、実は簡単にできたりします。
管理人の感覚では、カーブで握ってスライダー気味のストレートを投げることで
ちょうどこのような回転がかかります。意識しているつもりはないのですが、
後でデジカメ撮影したリリースを見るとリリースは理想的なものになっています。
いろんな感覚を試し、回転をチェックしながら投げるといいでしょう。
# 変化
―――超高速で小さく、鋭く
ストレートに近い球速から打者手前で小さく鋭く曲がります。(図2)
いわゆる打ち取る球で、昔のスライダーもこの系統が多かったようです。
大きな曲がりをする球種を好む傾向がある中高生にはなかなか縁のなさそうな球種でしょう。
ただ、上のレベルに行くほどこの手の球種は割と使われており、その効果を発揮しています。
henka-katto-h.gif図2 速く、小さく、鋭く
# 回転
―――いかにも速そうな回転
カットボールは、かなりフォーシームジャイロに近い回転・球質です。
かつてあった「まっスラ」という、まっすぐとスライダーの中間的な球種も、
この回転であったと考えられます。曲がる割りに伸び、速かったことからその「まっスラ」を
ストレートとして投げる投手もいたほどで、その強力さが伺えます。
回転ですが、フォーシームジャイロより少し軸が上向きになったボールが基本のようです。(図3)
少し軸がずれると思うようには曲がらず、棒球にもなってしまう可能性があるので注意が必要です。
henka-katto-k.gif図3 あまり回転は意識しすぎないほうが良い
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